週刊文春による、「元田中外相の娘の離婚」報道に関する
裁判所の販売差し止め騒動が話題になっており、

公権力による、表現の自由を奪うものだ!とか、
政治家の家族にプライバシーはないなどと、如何にも
もっともらしい理由をつけて文春側や、一部マスコミが発表し
同調する動きを見せておりますが、

少々思考を。

元々、表現の自由・報道の自由という考えは、公権力の不正や、
公人の生活に関して保障されるものであって、
田中元外相の娘の離婚程度の内容で引用する話ではないはずです。

逆にいえば、このレベルの話を、一流出版社の週刊誌のスクープに
なるのかという所に、なんか侘しさを感じるのは私だけでしょうか。

そして、その程度の内容で、日本の表現の自由の制限になりかねない
騒ぎにする文芸春秋社に対し、誰も苦言を呈さない、他のマスコミも
本当に困ったものです。

むしろ、こんな程度の話で、自分達の築いた報道の自由を壊すな!
という評論する報道機関・社説を見てみたいものです。

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