警報が鳴りつづけ、電車も緊急停車・・・
乗務員も右往左往する中、どうも火災警報装置の
誤作動とわかり、とりあえず一安心。
以前だと、583系の定期運用終了後には、研修担当(要は技術者)が同乗することも多かったのですが今回はなし。車掌も普段は583系に乗務しないので勝手がわからず苦労していたようですね。

6分の遅れを出したため、回復運転を行ったため、
結果的に583系の120キロ走行を体験、車内的にも結果オーライの声が多く、いかにも鉄道ファン向け列車と実感。

埼玉にはいると、有名撮影地には雨天にも関わらず、多数のカメラを構えたファンが大増殖。。。
583系6連は短いだの、復活『ひばり』は飽きただのの声を払拭する盛況さであったようです。

そして、まもなく大宮と言ったところで、またもや
警報が鳴り響き、緊急停車。。。。
やはり、老朽化はどうしようもないのか?これは仙台に戻ったら工場行きか?との声もチラホラ・・
結局、原因不明の誤報ということで15分ほど停車して再出発。しかし、普通なら「遅れ」といえば乗客は怒るものですが、客層が客層だけに・・・もっと遅れろ!、余計に乗ってられる!と凡人にはわからないだろう喜びの声があがる始末(苦笑)

大宮に近づくと車内放送が「まもなく大宮です。なお、車内点検のため大宮から技術者が乗り込みますので、少々停車します・・・」やはり、研修さんを乗せるようです。まもなく大宮に滑り込むと、鉄道ファンだらけ・・−−;;;これは上野はすごい事ににっていると話す。。。

数分後には研修サンが到着、車内の機械を覗いておりましたが、とりあえずokということで、3分ほどの停車で上野へ向けてラストスパート。

ステンレスの電車ばかりになった、大宮以南を大きな車体の大ベテラン583系が行く姿は、普通の一般客にも印象があるようで、通過するホームから指差す姿を多くみられました。

荒川を渡り、いよいよ東京都へ。現役時代は狭い地平駅だった赤羽も立派な高架駅となり、やはり開業していなかった埼京線の電車を右に逃がして、王子の飛鳥山公園を右手に望み、まもなく京浜東北線と分かれて、尾久を通過。唯一盛況な北斗星の休む尾久客車区を一望しながら、高架を駆け上がり、西日暮里付近で、地平に潜る新幹線線路を見ながら、京浜・山手線と平行して日暮里へ。左側に、「ゆうづる・みちのく」で通った常磐線が近づくと、いよいよ上野が近づいてきました。車内放送も簡単なものでしたが、一応乗換え案内もあったところで、鶯谷付近で一旦停車。勿論、鶯谷駅のホームにはカメラをもったファンが鈴なり。ホームから写真をとるのに丁度良い場所で停車となったので、ほとんどお祭り状態となっておりました(笑)

そして、緩やかな勾配を下り、高架ホームへ向かう線路をアンダーパスして、13番線ホームに入線。

「人、人、カメラ、カメラ・・・・」

想像はしていたもののすごい人の数・・・

その中を、ゆっくりと、櫛形行き止まりホーム
に進入、そして停車。

上野に止まる「583ひばり」を数枚とって、
京浜・山手線のホームへ。

やはり、東北からの終点は上野のほうが実感が湧くのは古いねえ・・・我ながら。

ということで。ひさびさの東北特急を堪能した短旅行となりました。

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